展示会の名刺300枚、引き出しに眠っていませんか?
RRM完結の翌月から、連載「はじめてのBtoBマーケティング」後半戦を再開。第9回「リード育成とメール活用」・第10回「計画とKPI」を、名刺放置度セルフチェック付きでお届けします。
こんにちは、BtoBマーケティング研究所の伊藤宏隆です。
先月はRRM連載の完結号にたくさんの反応をいただき、ありがとうございました。ヒアリングにご協力いただける旨のご返信も頂戴しています。研究の進捗は、これからも本メルマガで併走報告していきます。
さて今号から、もう一つの連載が動き出します。
『はじめてのBtoBマーケティング』後半戦、再開です。
3月の第8回から約5ヶ月、RRM連載を優先して間隔が空いてしまいましたが、第9回から最終回・第20回まで、隔週ペースでお届けしていきます。
そして件名の問いから。
展示会で集めた名刺、机の引き出しに眠っていませんか?
見積もりを出したまま音沙汰のない案件。1年前の展示会で名刺交換しただけの会社。「今すぐではないけれど、いつか必要になるかもしれない」人たちとの関係を、どう維持していますか——。再開第1弾は、この問いから始めます。
RRMと「はじめて」は、一枚の地図の表と裏
先に、2つの連載の関係を整理しておきます。
RRM連載は「なぜ製造業BtoBの購買は動かないのか」——買い手の不安と稟議の構造を解いた、いわば診断編
はじめて連載は「ではどうやって」——専任マーケターがいない中小製造業が、月曜の朝から手を動かせる処方編
RRMで「買い手は失敗を恐れている」と分かっても、その不安を減らす接点を持ち続ける仕組みがなければ、絵に描いた餅です。第9回のリード育成は、まさに「灯りを灯し続ける」ための最初の仕組み。2つの連載は、一枚の地図の表と裏です。
⭐ 今月の必読:第9回「リード育成とメール活用」
(公開:8月20日/RRMを読んだ方こそ、"実装の第一歩"として読んでほしい回です)
展示会で得たリードの約8割がフォローされずに放置されている——第5回でも触れた数字です。原因は営業の怠慢ではなく、「今すぐ買ってくれない人にかまう仕組みがない」こと。
第9回では、見込み客に「覚えていてもらう」ためのリードナーチャリングを、中小製造業がメール1本から始める方法として解説しています。
なぜSNS時代に「メール」なのか(相手が仕事モードのときに届く・自社でコントロールできる・低コスト)
メールマーケティングの3つの型と、最初は「月1回のメルマガ」一択でいい理由
連載おなじみの金属加工メーカーが「技術通信」を始めて、眠っていた名刺が起き上がるまで
今日から始める5ステップ(リスト整理はExcelで十分/Outlook一斉BCCは避ける/3ヶ月続けてから振り返る)
生成AIで文面の叩き台を10分で作る、2026年ならではの進め方
▼ 続きを読む(note・第9回 / 今月の必読)
📖 リード育成とは「灯りを灯し続けること」/メール3つの型/金属加工メーカーの技術通信/今日から始める5ステップ
👉 https://note.com/btobmarketing/n/n54727abef0a2?utm_source=newsletter&utm_campaign=no17
(読了目安:約15分)
第10回「マーケティング計画とKPI設定」
(公開:8月31日/第9回で"施策"が揃った次は、"仕組み"にする番)
「Webも直した、コンテンツも書いた、メルマガも始めた。でも、どれがどのくらい効いているのか分からない」——第10回はこの"もやもや"を晴らす回です。
製造業の方には馴染みのある考え方です。品質管理と同じように、マーケティングも数字で管理する。 ただし指標は3つだけ——訪問者数 → 問い合わせ数 → 商談数のじょうご(ファネル)で見る。そしてA4用紙1枚の「計画シート」に、集中する施策を3つとやらないことを書く。
▼ 続きを読む(note・第10回)
📖 KGI・KPI・PDCAを製造業の言葉で/中小製造業のKPIは3つでいい/A4一枚の計画シート/月末15分の振り返り
👉 https://note.com/btobmarketing/n/ncf6bc602ed71?utm_source=newsletter&utm_campaign=no17
(読了目安:約15分)
📋 メルマガ独自付録:「名刺放置度」セルフチェック 5問
第9回の内容を、自社の現状診断に変換しました。当てはまる数を数えてみてください。
直近1年の展示会で集めた名刺の枚数を、即答できない
見積もりを出したあと「その後いかがですか」の連絡を、決まったタイミングでしていない
問い合わせ・名刺・既存顧客の連絡先が、1つのリスト(ExcelでもOK)にまとまっていない
お客様に定期的に届けているものが「請求書」と「年賀状」だけだ
「あの会社、なんだったっけ」と、名刺を見て思ったことが半年以内にある
0〜1個:すでに仕組みがあります。第10回のKPI設定へ進んでください。
2〜3個:典型的な「機会損失」ゾーン。第9回の5ステップの、ステップ1(リスト整理)だけ今週やってみてください。
4〜5個:名刺が"紙くず"に変わる前です。第9回を読んでから、月1通の「技術通信」を10月に始めることを目標にしましょう。
このチェックは、責めるためのものではありません。多くの中小製造業が同じ場所にいます。違いは「仕組みがあるかないか」だけです。
🗺️ 後半戦のロードマップ(第9回〜第20回)
途中から読み始めた方のために、連載の全体地図を置いておきます。
第1部:マインドセットと基礎(第1〜4回) なぜ今マーケが必要か/営業との違い/顧客を知る/選ばれる理由
第2部:すぐ始められる施策(第5〜9回) 展示会/Webサイト/コンテンツ/SNS・動画/メール育成(今号)
第3部:仕組み化と効率化(第10〜14回) 計画とKPI(今号)/営業連携/CRM・SFA/MA入門/データで検証
第4部:リソース不足の克服と未来(第15〜20回) 優先順位と外部活用/既存顧客/ABM入門/生成AI/マーケ文化/まとめ
🔬 RRM Phase 2:ヒアリング協力、引き続き募集中です
前号でご案内したケーススタディ協力(30分オンライン・無償・匿名化)は、引き続き受け付けています。「不安カタログを自社の商材で作ってみたい」という方は、このメールにご返信ください。
次号予告(No.18 / 2026年10月1日 AM 8:00 発行予定)
はじめて連載 第11回「営業との連携とリード管理」+第12回「CRM/SFA入門」をお届けする予定です。マーケが集めた見込み客を営業にどう渡すか、その情報をどこに貯めるか——「マーケと営業の溝」を埋める2回です。
それでは、また来月。
BtoBマーケティング研究所
代表 伊藤宏隆
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